早漏をコンプレックスに感じている男性は数多く存在しますが、現在では様々な早漏治療法が確立されています。
そのため、自身の症状に合わせて適切な治療を受けることが可能となっていますが、亀頭増大法も効果的な早漏治療法のひとつです。
亀頭増大法は文字通り亀頭のサイズアップを図る治療法ですが、この治療はペニスのサイズに悩む男性だけが受けるべきものではありません。
亀頭増大法と早漏治療は一見すると無関係のように思えますが、亀頭増大法は早漏に悩む男性にとっても非常に有効な治療法で、実際に亀頭増大法を受けたことで早漏が改善したという男性は数多く存在します。
亀頭増大法とはどのような治療法なのか
亀頭増大法とは、亀頭に薬剤を注入することで亀頭のサイズアップを図る治療法です。
注入する薬剤はクリニックによって異なりますが、代表的な薬剤としてはヒアルロン酸やアクアミド、パーフォームなどが挙げられます。
これらの薬剤は人体に無害なものばかりなので、亀頭増大法は危険な治療法ではなく安心して受けることができますし、治療時間も非常に短く、基本的には数十分もあれば治療は完了します。
また、亀頭に薬剤を注入すると聞くと、強い痛みを伴うのではないかと不安に感じる方も多いかと思いますが、治療前に麻酔を行ったうえで薬剤を注入するため基本的には痛みを感じることはありません。
加えて、多くのクリニックでは麻酔が切れた後に痛みが生じた場合に備えて痛み止めを処方してくれるので、痛みが心配な方でも安心して受けることができるでしょう。
なお、亀頭増大法には大きく、亀頭のカリ首へと集中的に薬剤を注入するカリ高注入法と、亀頭全体に薬剤を注入する全体注入法の2種類の方法があります。
どのようなコンプレックスを抱えているのか、どのような形状の亀頭にしたいのかによって、どちらを受けるべきなのかは変わりますが、カリ高注入法を受けるとカリ高の亀頭が得られますし、全体注入法を受ければ亀頭全体のサイズアップが可能です。
亀頭増大法と早漏治療の関係とは
亀頭増大法を受ける最大のメリットは、亀頭のサイズに関するコンプレックスが解消されることですが、それだけが亀頭増大のメリットではありません。
亀頭増大法を受けて亀頭にヒアルロン酸などの薬剤を注入すると、亀頭内部に薬剤の膜が形成されるため外部刺激に対する耐性が向上します。
その結果、性行為時に感じる刺激にも鈍感になるため、亀頭増大法は早漏治療にも有効です。
加えて、包茎の方は亀頭が刺激に対して敏感な状態となるため、早漏になりやすい傾向がありますが、亀頭増大法は包茎改善にも効果的です。
亀頭増大法を受けてカリ首が高くなると、カリ首がストッパーの役割を果たしてくれるため、包皮がかぶりにくくなります。
そのため、軽度な仮性包茎であれば亀頭増大法を受けることで改善する可能性があります。
つまり、軽度な仮性包茎が原因で早漏を発症している場合についても亀頭増大法は非常に有効ということです。
なお、亀頭が大きくなると性行為時に女性の膣に与える刺激も強くなるため、性行為の際に女性を満足させやすくなるというメリットもあります。
したがって、亀頭増大法は性行為に自信が無いという男性にも効果的な治療法と言えるでしょう。
亀頭増大法の注意点について
上記の通り、亀頭増大法は早漏治療としても非常に効果的な治療法ですが、この治療法は全てのタイプの早漏に有効というわけではありません。
一口に早漏と言っても、過敏性・包茎性・心因性・衰弱性といったタイプが存在しますが、これらのタイプの中で亀頭増大法で改善する可能性があるのは過敏性と包茎性の早漏のみです。
過敏性と包茎性の早漏は、亀頭の外部刺激に対する耐性が弱いことで引き起こされるため、外部刺激に対する耐性を向上できる亀頭増大法によって改善する可能性があります。
しかし、心因性や衰弱性に対してはそれほど有効ではないため、亀頭増大法は自身が過敏性もしくは包茎性の早漏であることを知った上で受けることが大切です。
また、亀頭増大法の効果が持続する期間は、注入する薬剤によって異なります。
パーフォームを注入した場合は半永久的に効果が持続しますが、ヒアルロン酸の場合は半年から1年程度、アクアミドの場合は5~6年ほど経過すると効果が失われていきます。
使用する薬剤は治療費にも大きな影響を与えることになるため、亀頭増大法を受ける際は医師と十分に話し合った上でどの薬剤を使用するのかを決めることが大切です。
まとめ
亀頭にヒアルロン酸などの薬剤を注入する亀頭増大法は、単に亀頭のサイズアップが図れるだけでなく、早漏治療にも効果的です。
しかし、亀頭増大法によって改善が期待できるのは過敏性早漏もしくは包茎性早漏の方のみとなっています。
全ての早漏に対して効果的な万能な治療法ではないため、亀頭増大法を受ける際は事前に自身がどのタイプの早漏なのかを知っておくことが大切です。
また、亀頭増大法の効果は注入する薬剤によって異なりますが、使用する薬剤は治療費を左右する要因にもなるため、どの薬剤を使用するのかは慎重に選択するようにしましょう。